eXhandsプロジェクトは、「(エンジニアが、)人による運用に依存しない自立したシステムを作れるようにすること」をゴールとしています。
そのために必要となるアーキテクチャやツール、サービスを発信・提供していきます。
システム運用業務の中には、あらかじめ準備された手順書を見て、それを忠実に実行するという業務があります。
これを「一次対応」といいますが、この「一次対応」は今まで人間(ヒト)がやるのが当たり前でした。
しかし、「一次対応」を人間がやることには、大きな問題があります。
「一次対応」の期待値は、ロボットさながら手順書が常に適切なタイミングで・忠実に・正しく・確実に実行されることです。
しかし担い手は人間、体調や気分、周囲の影響をうけます。ミスやムラがあって当たり前です。
人間で、いかにロボットのような正確・迅速・均質な対応を実現するか。(人間をどうやってロボットにするか)
これがシステム運用が長年解決に取り組んできた(いる)課題です。
このために、今までさまざまな試行錯誤がなされ、さまざまな無理・無駄・不幸が生み出されてきました。
FrontOpsはこの課題に対する一つの解決策の提案です。
「一次対応」は人間ではなく、システムで当たり前のようにできるようにしましょう
今までは、「一次対応」をシステムでやらせるのはコストと時間がかかり過ぎて、現実的な選択肢になりませんでした。
しかし、FrontOpsのような「一次対応ツール」があれば話は変わります。
FrontOpsを使うと「一次対応」を人間にやらせることなく、手順作成者が自身で簡単にシステムにやらせられるようになります。
昔は人間が巡回して行っていた「監視」。今は「監視ツール」を使うのが当たり前です。
今は人間が行っている「一次対応」。これからは「一次対応ツール」を使うのが当たり前になります。
そうなれば、もう人間にロボットのようになることを求める必要はなくなるでしょう。